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目次

メッキ三価クロムクロメート処理品の品質判定は?品質を判定する装置について。

  • ①色調・美観・艶の目視判定
  • ②塩水噴霧試験による耐食性の判定
  • ③六価クロム(含有量)の測定
  • ④トルク係数
  • ⑤摩擦係数

④と⑤は、六価クロムと同等の数値を求められる傾向がある。

●品質を判定する装置

A蛍光X線分析装置
金属・樹脂・粉体・液体等あらゆる試料形態の物質を定性分析・定量分析を非破壊で測定できます。
RoHS指令に対する調査に対応可能です。
鉛・カドミウム・水銀・クロム・臭素の含有が確認出来ます。
クロムに関しては、トータルクロム量となり、有害な六価、無害な三価を区別出来ません。

☆有害物質が入っているかどうかの測定する装置

B原子吸光分光光度計・ICP発光分析装置
鉛・カドミウム・水銀をより精密分析を行い、含有量や濃度を高感度に正確分析行います。
分析可能な試料条件は、液体です。
固体試料は、前処理で溶液化する必要があります。
化学的な知識や設備・薬品などが必要となる分析機器です。

☆有害物質がどれくらい(量)入っているのかを精密測定する装置

C紫外可視分光光度計
三価クロムクロメート処理品に不純物として残存している六価クロムの含有率を分析するのに最適な機器です。
蛍光X線・ICP発光分析装置では分析出来ない、三価・六価の区別をする事が出来るすぐれものです。
処理業者が適切な処理環境で偽りの無い三価クロムクロメート品として処理出来ているのかの調査も可能です。

☆三価と六価を区別して分析する装置