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メッキ六価クロムの含有量調査と色のバラツキについて

六価クロムの含有量は紫外可視分光光度計で調べます。それを、六価クロム溶出試験(ジフェニルカルバジト法)といい処理品表面に含有される六価クロム量を溶出させて調べます。

ジフェニルカルバジト法:クロメート皮膜中に含有されている六価クロムを抽出水溶液状態にジフェニカルバジト試薬を投入して変色反応の度合いで判定します。

●色のバラツキについて
三価クロムクロメート処理品は、浴種・薬品の違い、処理液の濃度・PH・温度、処理時間により白色~黄色(赤み)のバラツキが出ます。処理液の状態を一定に保っても管理幅内での違いが発生します。六価クロムクロメート(有色)が玉虫色で赤み・黄色み・緑などバラついていた状態と同じです。
変色について
金属である以上、酸素に触れると変色します。処理液の種類・浴種・湿度・温度・紫外線による影響は避けられません、船便などに使用されるコンテナ内での長時間の高温・湿気には注意が必要です。
(※変色と六価の生成とは、関連はありません。)s

☆色のバラツキはあっても性能のバラツキはありません。