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D6サッシビスとは?使用用途・施工工程・選定基準を現場目線で解説

D6サッシビスは、アルミサッシ・建具・軽量金物固定に使用される小頭タイプのビスです。
通常のなべ頭ビスでは干渉するサッシ内部やレール周辺でも使用できるよう、頭部外径を小型化している点が特徴です。

特に、アルミサッシの召合せ部、戸当たり部、レール固定部では、障子の開閉や戸車との干渉防止が必要になるため、D6サッシビスが標準採用されます。

参考規格・基準
・JIS B 1111 小ねじ
・JIS A 4706 サッシ規格
・公共建築工事標準仕様書(建具工事)
・建築工事監理指針(建具工事)

工程1:サッシ固定箇所の確認

アルミサッシの召合せ部、レール部、戸当たり部など、ビス頭が障子や戸車へ干渉する箇所を確認します。
通常頭ビスでは納まり不良になる箇所へ、D6サッシビスを使用します。

なぜ必要か

サッシ内部はクリアランスが狭いため、通常頭ビスでは開閉不良や擦れが発生します。
D6サッシビスは頭径を小型化することで、障子可動域を確保できます。

使用製品

用途・役割

・アルミサッシ固定
・召合せ部固定
・レール固定
・戸当たり固定

選定基準

・材質:SUS410、SUS304、鉄
・表面処理:三価クロメート、ステンレス素地
・使用環境:屋外、結露環境、沿岸地域
・規格:JIS B 1111

引用仕様書・基準

JIS A 4706 サッシ規格

↓ 次工程:下穴加工 ↓

工程2:サッシ下穴加工

アルミ形材へ下穴加工を行います。
サッシ形材は薄肉材のため、下穴径管理を実施して変形やネジ浮きを防止します。

なぜ必要か

下穴径が小さいと形材変形やビス折れが発生します。
大きすぎると保持力不足になります。

使用製品

用途・役割

・サッシ組立
・建具固定
・軽量形材固定

選定基準

・材質:SUS410推奨
・使用環境:屋外、結露環境
・規格:JIS B 1122

引用仕様書・基準

JIS B 1122 タッピンねじ

↓ 次工程:ビス締付施工 ↓

工程3:ビス締付施工

電動ドライバーまたは手締め工具を使用し、規定トルクで締付を行います。
サッシ変形を防止するため、締め込み過ぎを防ぎます。

なぜ必要か

アルミサッシは薄肉形材のため、過大締付では変形・波打ち・障子不良が発生します。

使用製品

用途・役割

・締結保持
・座面保護
・緩み防止

選定基準

・材質:SUS304、鉄
・使用環境:屋外サッシ、沿岸部
・規格:JIS B 1251

引用仕様書・基準

JIS B 1251 座金規格

まとめ

D6サッシビスは、アルミサッシ・建具施工で使用される小頭タイプの締結部品です。
特にサッシ内部やレール周辺など、頭部干渉を避ける必要がある箇所で使用されます。

通常頭ビスでは障子干渉や開閉不良が発生するため、サッシ施工ではD6サッシビスによる納まり管理が重要になります。