弊社が販売しているネジを含め、日本の金属産業製品は世界一の高品質だといわれています。

その品質水準には設計の品質水準（設計品質）と製造の品質水準（製造品質）とがあります。

製造品質とは設計図面とおりの製品をつくり続けることを目標としているため、設計部門が生産工場の工程能力をよく把握して設計すれば、設計品質と製造品質とかけ離れることはありません。

しかしすべての設計部門が生産工場の工程能力を把握することは非常に困難です。

その結果、「図面とおりに生産すると不具合発生率が高くなる」、「このRがもう少し小さければ生産効率が飛躍的にあがるのに・・」という製造現場の「声」が「モノづくりの街・東大阪」でも聞かれることがよくありました。

2003年に株式会社ツルガで生まれた「ネジ革命プロジェクト」はそのような設計部門と製造現場のギャップを埋めるため、「モノづくりの街・東大阪」の現場で積み上げられた「声」や特殊ねじに関する技術情報をインターネットやメールマガジンを通じて設計部門のお客様に伝えることから始まりました。

その結果、様々なお客様に「ネジの作り方」・「特殊ねじを設計する際の寸法公差とコストダウン」、「市販流通性の高い特殊ネジ類」などの情報をご提供し続けることができました。

さらに2008年より開始したネジ販売サービス「ネジクル」は、時間・場所・数量の制限をこえて世界中のお客様に必要なネジを1本からお届けしております。

株式会社ツルガは「モノづくりの街・東大阪」の技術情報を多くのお客様にご提供し日本のモノづくりの活性化に微力ながらつとめてゆきます。