厨房機器の自動化で変わる、ねじ・締結部品の調達
はじめに
いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。
矢野経済研究所が2026年8月25日に公表した 「業務用厨房機器&洗剤市場に関する調査を実施(2026年)」では、 2024年度の市場規模はメーカー出荷金額ベースで3,354億1,000万円、 前年度比102.1%となりました。 人手不足や人件費上昇を背景に、自動化・省力化への投資が厨房設備でも進んでいます。 今回は、設備導入後の保全まで見据え、 ねじ・締結部品の標準化、耐食性、短納期調達という観点から考えます。
記事の要点
- 市場規模は3,354.1億円 2024年度の業務用厨房機器&洗剤市場規模はメーカー出荷金額ベースで 3,354億1,000万円となり、前年度比102.1%でした。
- 外食・宿泊需要が回復 飲食店やホテル・旅館などで客数と消費活動が回復し、 訪日外国人需要も重なったことで、 外食・中食業界全体の設備投資意欲が活性化しています。
- 価格改定も市場を押し上げ 原資材やエネルギーコストの高騰を背景に厨房機器や洗剤の価格改定が進み、 需要業界の客単価上昇も金額ベースの市場拡大につながりました。
- 人手不足で自動化ニーズが拡大 食器洗浄では残菜処理から洗浄、仕分けまでを自動化するシステムが登場し、 加熱調理機器でも経験の少ないスタッフを支援する機能が注目されています。
- 洗浄工程でも省力化が進展 厨房洗剤では、つけ置き型の浸漬洗浄剤や発泡洗浄剤、 詰め替え頻度を減らせる濃縮タイプなど、 手作業を減らす製品への需要が高まっています。
ネジクルの視点
記事に関連する商品情報
キャップボルト(岸和田ステンレス製・並目)
耐食性を意識する設備で検討しやすいステンレス製キャップボルトです。 呼び径、長さ、相手材、使用環境を確認して選定します。
六角ボルト 全ねじ 並目
設備保全で幅広く使われる代表的な六角ボルトです。 呼び径、長さ、材質、強度区分、表面処理を確認して選定します。
六角ナット 1種 並目
六角ボルトと組み合わせる基本部品です。 ボルト側と呼び径、ピッチ、材質、表面処理を合わせて確認してください。
JIS平ワッシャー
締結部の座面保護と荷重分散に使う代表的な平座金です。 内径、外径、厚み、材質を確認してください。
スプリングワッシャー 2号
締結部で使用される代表的なばね座金です。 使用条件に応じて呼び径、材質、 相手部品との組み合わせを確認してください。
出典
株式会社矢野経済研究所
業務用厨房機器&洗剤市場に関する調査を実施(2026年)
在庫・出荷について
在庫品は平日午前中の注文で当日発送です。 在庫は毎朝更新しています。 材質、表面処理、サイズを確認し、 詳細は商品ページでご確認ください。


設備投資の次に来るのは保全部品需要
厨房設備が増えれば、導入後には交換・補修用の締結部品が必要になります。 設備ごとに異なるボルトやナットを増やすのではなく、 共通仕様を整理して標準化しておくことが、 品質安定と調達工数削減につながります。
自動化設備ほど停止時間を短くする
自動洗浄機や調理支援設備は、 停止すると現場のオペレーションに直結します。 重要な締結部品を事前に特定し、 呼び径、長さ、材質、表面処理、代替候補まで整理することが 短納期調達につながります。
単価だけでなく仕様数を減らす
原材料やエネルギーコストが上昇する局面では、 購入単価だけでなく、類似仕様の重複による管理コストにも注目したいところです。 標準化できる仕様をまとめることで、 在庫点数や選定工数の削減につながります。
厨房環境では耐食性を確認する
厨房設備は水分、洗剤、湿気にさらされる箇所があります。 ステンレス製品を候補にする場合も、 使用環境や相手材を確認し、 ボルト・ナット・座金を一体で選定することが品質安定につながります。
調達情報を設備保全へつなぐ
採用品、交換履歴、欠品、代替品、納期を記録しておけば、 次回の保全時に同じ調査を繰り返す必要がありません。 東大阪ブランドの供給力を生かし、 必要な部品を必要なときに手配できる仕組みを整えることが重要です。