中東情勢の悪化で仕入価格が上昇
ねじ調達に必要な供給リスク対策
はじめに
いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。
日本政策金融公庫が公表した「中東情勢の悪化による中小企業への影響に関する調査」では、仕入価格の上昇や資材の調達難が、多くの中小企業に広がっていることが示されました。
製造業の購買・調達部門では、単価だけでなく、在庫、納期、代替規格、発注数量を含めた供給リスクへの備えが重要になっています。
記事の要点
- 仕入れにマイナスの影響が82.1% 中東情勢の悪化による仕入れへの影響について、82.1%の企業が「マイナスの影響」と回答しました。「プラスの影響」は0.2%、「どちらともいえない」は17.7%でした。
- 仕入価格は10%超から20%以下の上昇が最多 仕入れにマイナスの影響を受けた企業では、仕入価格の上昇幅が「10%超から20%以下」とする回答が39.4%で最も多くなりました。
- 20%を超える値上がりも28.4% 仕入価格が「20%超から30%以下」と回答した企業は19.8%、「30%超」は8.6%で、合計28.4%の企業が20%を超える上昇を経験しています。
- 45.6%が価格転嫁できていない 仕入価格などの上昇分について、45.6%の企業が販売価格へ「転嫁できていない」と回答しました。「20%以下」の転嫁にとどまる企業も22.8%を占めました。
- 価格引き上げと資材調達難が拡大 具体的な影響では、「仕入先による価格の引き上げ」が56.9%で最も多く、「原油を原材料とする資材の調達難」が49.4%、「電気料金や燃料費の増加」が33.7%と続きました。
ネジクルの視点
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調達担当者様の確認ポイント
- 価格改定前に、主要商品の在庫量と使用予定数量を確認する。
- 呼び径、長さ、ピッチ、強度区分を基準に代替候補を整理する。
- 材質や表面処理を変更する場合は、使用環境と品質条件を確認する。
- 緊急購入に備え、短納期で購入できる商品と仕入先を確認する。
在庫品は平日午前中の注文で当日発送です。在庫は毎朝更新しています。材質、表面処理、サイズを確認し、詳細は各商品ページでご確認ください。


調達価格だけでなく供給可能性を確認する
仕入価格が上昇する局面では、最安値だけで仕入先を選ぶと、納期遅延や欠品によって生産工程へ影響が出る可能性があります。価格、在庫、納期を合わせて確認することが重要です。
標準規格を軸に代替候補を準備する
六角ボルト、ナット、座金などの標準品は、材質や表面処理、強度区分を整理することで代替候補を検討しやすくなります。価格改定や欠品が発生する前の確認が必要です。
小口購入で余剰在庫を抑える
価格上昇に備えて大量に仕入れると、使用されない在庫や資金負担が増える場合があります。必要な規格を必要な数量で購入できる仕組みは、在庫リスクの抑制につながります。
締結部品の共通化を検討する
設計や品質条件を確認したうえで、使用するボルトや小ねじの規格を共通化できれば、調達品目数と管理工数を減らせます。発注の集約は価格交渉や在庫管理にも有効です。
短納期で調達できる選択肢を持つ
急な欠品や追加生産に備え、短納期で購入できる調達先を確保しておくことも供給リスク対策です。ネジクルでは在庫品を確認しながら必要な締結部品を選定できます。