フランジボルトとは?座金不要で作業効率アップ!セレート付き・なしの選び方
フランジボルトは、頭部の座面に「フランジ」と呼ばれるつば状の部分を一体化したボルトです。 座面の面積を広く取れるため、締結する材料への面圧を分散しやすく、座面の陥没防止や作業効率アップに役立ちます。 セレート付き・セレートなし、強度区分、材質、表面処理などを確認して、用途に合った商品を選びましょう。
代表的なフランジボルトを比較
セレート付き、セレートなし、鉄系、高強度品、表面処理品など、代表的なフランジボルトを6点ピックアップしました。 それぞれの商品ページから、材質・表面処理・径・長さを絞り込んで選定できます。
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フランジボルト
2種 セレート付
座面にセレートがあるタイプです。食い付き性を重視したい箇所や、振動が加わりやすい箇所におすすめです。
フランジボルト
2種
セレートなしの標準的なフランジボルトです。相手材への傷を抑えたい箇所や、外観を重視する箇所に向いています。
4 フランジボルト
セレート付
鉄系のセレート付きフランジボルトです。一般締結、機械、設備まわりなど幅広い用途に使いやすいタイプです。
フランジボルト
日産ネジ製
メーカー仕様で選びたい場合に確認したいタイプです。用途や条件に合わせて、サイズ・処理を確認して選定できます。
10.9 フランジボルト
2種 並目
強度区分10.9の高強度タイプです。機械・自動車・設備まわりなど、強度が求められる締結部におすすめです。
8.8 フランジボルト
2種 S無
強度区分8.8のフランジボルトです。強度・表面処理・サイズ条件を確認しながら選びたい場合におすすめです。
フランジボルトの主なメリット
| メリット | 内容 | おすすめの用途 |
|---|---|---|
| 座金不要で使いやすい | フランジが座金のような役割をするため、座金を別で用意する手間を減らせます。 | 組立作業、量産品、現場作業 |
| 座面が広い | 通常の六角ボルトより座面を広く受けやすく、締結時の面圧を分散しやすくなります。 | 薄板、樹脂部品、機械カバー、ブラケット固定 |
| 作業効率を上げやすい | 座金をセットする工程を省けるため、組み付け時間の短縮や部品点数の削減につながります。 | ライン作業、メンテナンス作業、設備組立 |
| 付け忘れ防止 | 座金を別部品として管理しないため、座金の入れ忘れや取り違えを防ぎやすくなります。 | 保守部品、現場補修、量産組立 |
セレート付きとセレートなしの違い
| 種類 | 特徴 | 向いている用途 | 注意点 |
|---|---|---|---|
| セレート付き | フランジ座面にギザギザ状の凹凸があるタイプです。座面に食い付きやすく、戻り回転を抑えたい箇所で検討されます。 | 振動が加わりやすい箇所、ゆるみを抑えたい箇所、機械・設備まわり | 相手材に座面跡や傷が付く場合があります。外観部品や柔らかい相手材では注意が必要です。 |
| セレートなし | フランジ座面にギザギザがない、座面がフラットなタイプです。相手材への食い込みを抑えたい場合に選びやすいです。 | 外観を重視する箇所、相手材を傷つけたくない箇所、カバー部品 | ゆるみ対策が必要な場合は、ナット・座金・接着剤など別の対策も検討します。 |
材質・表面処理で選ぶ
| 選び方 | 主な種類 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 鉄系 | 三価クロメート、ユニクロ、クロメート、黒色など | 一般的に使いやすく、サイズ・表面処理の選択肢が多いタイプです。 | 機械、設備、一般締結、量産品 |
| 用途別仕様 | メーカー仕様品、用途別仕様品など | 使用環境や相手材、既存部品との置き換え条件に合わせて選定できます。 | 補修用途、指定部品、設備メンテナンス |
| 高強度品 | 10.9、8.8、7マーク品など | 強度が求められる締結部に使いやすいタイプです。 | 自動車、機械、設備、構造部品 |
| 表面処理品 | 三価クロメート、ユニクロ、黒色処理など | 防錆性や外観、使用環境に合わせて選べます。 | 屋内設備、外観部品、補修用途 |
フランジボルトの選定ポイント
| 確認項目 | チェック内容 |
|---|---|
| 呼び径 | M5、M6、M8など、相手部品のねじ径に合っているか確認します。 |
| 長さ | 締結物の厚み、座面条件、ナットの有無に合わせて、必要な首下長さを選びます。 |
| 材質 | 強度重視なら鉄系、耐食性や使用環境を重視する場合は用途に合った材質・仕様を検討します。 |
| 表面処理 | 三価クロメート、ユニクロ、黒色など、使用環境・防錆性・外観に合わせて選びます。 |
| セレートの有無 | ゆるみ対策を重視する場合はセレート付き、相手材への傷を避けたい場合はセレートなしを検討します。 |
| 強度区分 | 機械・自動車・設備など、必要な強度条件に合っているか確認します。 |
こんな場面におすすめです
- 座金を使う作業を減らしたい
- 部品点数を削減したい
- 座金の付け忘れを防ぎたい
- 締結部の座面を安定させたい
- 薄板やカバー部品を固定したい
- 自動車・機械・設備まわりで使用したい
まとめ
| ポイント | まとめ |
|---|---|
| 特徴 | フランジボルトは、頭部にフランジ座面を一体化した使いやすいボルトです。 |
| メリット | 座金を省きやすく、作業効率アップ、部品点数削減、座面の安定に役立ちます。 |
| 選び方 | ゆるみ対策を重視する場合はセレート付き、相手材への傷を避けたい場合はセレートなしを検討します。 |
| 購入前確認 | 材質・表面処理・径・長さ・強度区分を確認し、使用環境に合ったフランジボルトを選びましょう。 |

