NFC装置製造工程における締結部品選定
対象設備:NFCリーダライタ、非接触IC決済端末、認証ゲート、IoT通信端末
対象業種:電子機器製造、駅務機器、決済端末、入退室管理設備
工程1:筐体フレーム組立工程
工程内容
NFC装置本体フレーム、アルミ筐体、制御ユニットベースを組み立てます。
EMI対策を考慮しながら高精度固定を実施します。
なぜ必要か
NFC通信は13.56MHz帯を使用するため、筐体剛性不足や浮きが通信品質低下を発生させます。
基準位置ズレはアンテナ誤差の原因になります。
使用製品
用途・役割
六角穴付きボルトはアルミフレーム固定に使用します。
JISワッシャーは締結面圧均一化を行います。
六角ナットは内部ブラケット固定に使用します。
選定基準
- 強度区分:8.8
- 材質:SUS304、SCM435
- 使用環境:電子機器組立室
- 規格:JIS B 1176、JIS B 1256
引用仕様書名または参考基準名
・JEITA電子機器組立基準
・JIS B 1176
・IEC 60950-1
次工程
↓ NFCアンテナユニット固定工程
工程2:NFCアンテナ・通信基板固定工程
工程内容
NFCアンテナ、RF通信基板、シールドプレートを固定します。
通信距離とノイズ対策を考慮した精密固定を行います。
なぜ必要か
アンテナ位置ズレは通信エラー発生要因になります。
基板浮きはノイズ増加と通信不安定化を引き起こします。
使用製品
用途・役割
なべ小ねじはRF基板固定に使用します。
スペーサーは絶縁距離確保と高さ調整を行います。
バネ座金は振動緩み防止を行います。
選定基準
- 強度区分:4.8
- 材質:SUS304、黄銅ニッケルメッキ
- 使用環境:ESD管理区域
- 規格:JIS B 1111、JIS C 60068
引用仕様書名または参考基準名
・JEITA実装基準
・JIS C 60068
・IEC 61000 EMC規格
次工程
↓ 制御盤・電源配線工程
工程3:制御盤・端子接続工程
工程内容
制御基板、電源ユニット、LAN通信モジュールを接続します。
アース配線と信号ライン固定を実施します。
なぜ必要か
NFC装置はノイズ耐性が重要です。
端子緩みは通信停止や認証エラー原因になります。
使用製品
用途・役割
端子ねじはアース端子固定に使用します。
座金付き小ねじは制御ユニット固定を行います。
スプリングワッシャーは振動緩み防止を行います。
選定基準
- 強度区分:4.8
- 材質:黄銅、SUS304
- 使用環境:低電圧制御盤内部
- 規格:JIS C 2805、JIS B 1251
引用仕様書名または参考基準名
・JIS C 2805
・JEITA電子機器安全基準
・IEC 62368-1
次工程
↓ 外装・防犯固定工程
工程4:外装カバー・防犯固定工程
工程内容
NFC端末カバー、操作パネル、防犯プレートを固定します。
なぜ必要か
駅務機器・決済端末は第三者接触が多く、防犯対策が必要です。
防滴性能維持も必要です。
使用製品
用途・役割
イタズラ防止ネジは不正分解防止に使用します。
シールビスは防滴性能を確保します。
トラス小ねじは外装固定面積確保に使用します。
選定基準
- 強度区分:A2-70
- 材質:SUS304
- 使用環境:公共設備・屋内外端末
- 規格:ISO 14583、JIS B 1111
引用仕様書名または参考基準名
・IEC 60529 IP規格
・ISO 14583
・駅務機器保守基準
次工程
↓ 通信試験・最終検査工程
工程まとめ
参照規定
- JEITA電子機器組立基準
- IEC 60950-1
- IEC 61000 EMC規格
- IEC 62368-1
- IEC 60529
- JIS B 1176
- JIS C 2805
必要商品
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