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建設・設備需要が支える関西経済 ― ネジクルが見る現場力の回復

いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。

10月発行の三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)「グラフで見る関西経済」では、関西圏の生産活動や雇用環境が緩やかに回復基調にある一方、設備投資や原材料調達ではコスト上昇が依然として企業収益を圧迫していることが示されました。今回は、関西製造業の動向と調達面への影響をネジクルの視点から解説します。

ネジクルの視点【2025/10/08-327号】

1. 生産活動は緩やかに回復
三菱UFJリサーチ&コンサルティング(MURC)の指標によると、関西の鉱工業生産は底打ち後、半導体関連や自動車部品を中心に回復傾向を示しています。輸出需要の戻りもあり、2025年下半期には前年同期比プラス圏を維持する見込みです。

2. 設備投資は慎重姿勢が続く
円安を背景に収益が改善した一部業種を除き、多くの製造業では新規投資に慎重です。特に中堅・中小企業では、原材料費・電力コストの上昇が資金繰りを圧迫しており、既存設備の維持・修繕が優先されています。

3. 仕入コストの上昇と国内調達の加速
為替と物流コストの上昇により、輸入依存の高い部品調達はコスト負担が増しています。このため、関西圏の製造業では「国内サプライヤーへの切替」や「ローカル在庫の活用」が進行中です。

4. 建設・機械分野では堅調な需要
関西万博関連工事や再開発案件の進展により、建設資材・設備機器向けの締結部品需要が拡大。鉄骨構造物や配管部材向けねじの出荷量が増加しています。

5. 今後の焦点:価格転嫁と省人化対応
人手不足とコスト上昇に対応するため、自動化・省人化投資への関心が高まっています。ネジクルでは、設備メンテナンス部材の安定供給を通じて、関西企業の生産ライン維持を支援します。

ネジクル解説コメント

1. ローカル在庫で調達安定を支援
関西圏の製造業が直面する「輸入調達リスク」に対し、ネジクルは東大阪倉庫を拠点に即納体制を強化。多品種少量生産を支える仕組みを整えています。

2. 設備更新に伴う締結部材の最適化
老朽設備の改修では、ねじ・ボルトの規格統一や耐食性部品への置き換えが求められます。ネジクルではJIS規格・ISO対応品を中心に安定供給を実現しています。

3. 省人化設備への組込ねじ・アンカー需要
自動機や搬送設備への組付用として、座金組込ねじやアンカーボルトの需要が増加。現場の省施工化を支援する部品供給を行っています。

・詳細はこちら
出典:三菱UFJリサーチ&コンサルティング「グラフで見る関西経済(2025年10月)」

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