いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。日本総合研究所の「近畿短観(2025年9月調査)でみる関西経済」によると、全産業の業況判断DIは横ばい圏で推移しています。米国の関税政策の悪影響は現時点では限定的とみられる一方、先行きは慎重姿勢が続きます。調達の現場では、在庫を持ち過ぎず、必要数量を確実に手当てする体制づくりが重要です。
ネジクルの視点[2025/10/05-424号]
1. 景況は横ばい圏で安定
全産業のDIは前回比で小幅改善の一方、横ばい圏の範囲内です。需要の読みが難しい局面では、調達は平準運用と変動対応の二面作戦が求められます。
2. 設備投資は堅調-更新と合理化が中心
更新投資や合理化投資の計画は底堅く、建設-設備-保全向けの締結部品需要は継続します。一方で、案件の着工や検収時期は前後しやすく、短納期の資材手配が鍵となります。
3. コスト上昇と価格転嫁の制約
資材-物流-人件費の上昇は続く一方、販売価格への転嫁は分野により難しさが残ります。過剰在庫を避け、手戻りや滞留を減らす品番選定が重要です。
4. 小ロット-即納の重要性が増大
必要なときに必要な分だけを迅速に調達する仕組みが、キャッシュ負担と機会損失を同時に抑えます。互換規格の候補を持つことで現場の停止リスクを低減できます。
5. リスク分散のポイント
調達先と在庫の地理的分散、複数規格の代替可否確認、現場直送や分納の活用は、急なスケジュール変更にも有効です。
ネジクル解説コメント
1. 在庫を持ち過ぎないための小口即納
ネジクルは1点から出荷に対応。突発の追加や設計変更時も、在庫可視化と即納体制で現場の停止時間を抑えます。
2. 置き換え容易な規格バリエーション
強度区分、材質、表面処理、座金一体型など互換性の高い選択肢を用意。代替手配や分納により工程を止めない調達を支援します。
3. 複数現場-多拠点の同時進行に対応
現場直送や納期分割の相談も可能です。複数案件の並行進行でも、必要数量をムダなく確保できます。
・詳細はこちら https://www.jri.co.jp/MediaLibrary/file/report/research/pdf/16149.pdf
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