いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。国土交通省が公表する「建設工事受注動態統計(大手50社)」の最近の動向に注目が集まっています。公共工事は底堅い一方、民間の一部で受注が鈍化しており、調達の現場では短納期と多品種への即応がいっそう重要になっています。
ネジクルの視点【2025/10/05-421号】
1. 公共工事は堅調、民間建設がやや減速
公共工事が安定して推移する一方、民間の製造業や商業施設関連では前年同期比で弱含みの兆しが見られます。設備投資の選別が進む中、鉄骨やボルトなどの資材発注量にも影響が及んでいます。
2. インフラ更新と防災投資は底堅い
電力、通信、道路などの基盤インフラ更新は継続的な需要を確保しています。老朽設備の更新や防災・減災プロジェクトで、耐震アンカーや高強度ボルトの採用が増えています。
3. 調達課題の焦点は短納期と多品種小ロット
工期短縮と設計変更の頻発により、少量多品種を即納できる調達網の確保が競争力の鍵です。現場急配や規格置き換え対応といった機動性が求められます。
4. デジタル調達が生産性を左右
Web発注や在庫の即時可視化は、資材手配のリードタイム短縮に直結します。型式選定から発注までオンラインで完結できる体制が、現場の遅延リスクを下げます。
5. 建設資材の需要トレンド
再生可能エネルギー設備や物流施設の建設で、耐候性や高耐久のねじが注目されています。ステンレス系や各種表面処理品など、環境条件に適した仕様が選好されています。
ネジクル解説コメント
1. 突発手配と設計変更に即応
追加工事や図面変更への即応には、在庫確認から出荷までのスピードが重要です。ネジクルは小ロット即納の運用で、現場の停止時間最小化に貢献します。
2. 耐震・防錆・高耐久の標準化を後押し
建材用ねじ と アンカーボルト の多規格展開により、耐震や防錆の要求に対してスムーズな置き換えが可能です。
3. 現場DXと在庫可視化を支援
検索性の高い商品データと在庫可視化により、調達担当者の探索コストを削減します。Web上での型式選定から発注までを効率化します。
・詳細はこちら ネジクル調査
【記事に関連する商品情報】
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建材用ねじ
建築や鉄骨構造の固定に適した高強度仕様です。多規格を在庫し、現場の置き換えにも対応します。 -
アンカーボルト
コンクリート基礎の固定や耐震補強に最適です。サイズと材質の選択幅が広く、設計変更にも強い構成です。 -
座金組込みねじ
座金一体で作業点数を削減し、締結品質と施工スピードを両立します。 -
タッピングねじ
下穴加工を省けるため、仮設や内装の短工期案件に有効です。 -
ドリルねじ
金属系下地へのセルフドリリングで効率施工が可能です。屋根や外装まわりにも適しています。
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