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2025年9月11日、商工総合研究所「VUCA時代におけるものづくり中小企業の国際戦略の再構築」を引用し、不確実性の時代における製造業の国際戦略と、現場を支える締結部品の視点をお届けします。
ネジクルの視点【2025/09/11 6243号】
- VUCA環境で日本のものづくり中小企業は戦略の転換点に直面。円安やインフレ、地政学要因が影響。
- 段階的国際化やネットワーク、ボーングローバルの理論を踏まえ、顧客追随から脱却し現地価値の創出が鍵。
- 地方の人口減とコスト上昇により、海外市場の獲得なしに成長が難しい。現地適応と人材育成が重要。
- インタビュー調査では、進出の動機はコストだけでなく現地需要対応や組織強化など多様。中長期の再構築が必要。
- サプライチェーンの再設計と標準化対応、IT活用を通じた国際分業モデルの構築が求められる。
ネジクル解説コメント
- 国際展開では規格適合が基本。六角ボルトなど国際規格対応の部材は輸出製品の共通言語となります。
- 据付や保全の信頼性は現地評価に直結。高ナットで強固な固定を確保し品質を可視化します。
- 現地仕様の多様化には設計柔軟性が不可欠。スペーサー活用で基板や筐体の設計自由度を高めます。
- 人材不足の現場では生産シンプル化が有効。タッピングねじで工程短縮と組立安定化を両立します。
- 長期稼働の装置競争力は回転部に宿る。ベアリングの選定で静音性と寿命を両立し稼働率を底上げします。
・詳細はこちら
https://shokosoken.or.jp/shokokinyuu/2025/09/202509_3.pdf
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