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東海経済の最新動向をお届けします。本日2025年9月9日、景気は足踏み感が強まりつつあります。生産や輸出が鈍化するなか、設備投資や雇用の改善が注目される局面です。
ネジクルの視点【2025/09/09 482号】
- 景気全般の現状: 東海経済は足踏み状態。生産・輸出が減少傾向を示す一方、設備投資は増加、雇用・賃金は持ち直しの動きがある。
- 生産の動向: 6月の鉱工業生産は前月比-4.0%と減少。特に輸送機械の落ち込みが大きく、トランプ関税の影響で今後も下押し圧力が続く見込み。
- 輸出と短観: 輸出は3か月連続で低下。日銀短観6月調査では全産業DIが+14ptとやや悪化、9月はさらに悪化見込み。
- 消費・住宅: 小売販売額は名目で増加するも、実質は11か月連続マイナス。住宅着工は省エネ基準前の駆け込み需要の反動から横ばいへ移行。
- 公共投資と倒産: 公共工事請負金額は前年比+14.4%と高水準。一方、倒産件数は102件と前年より増加。
ネジクル解説コメント
- 輸送機械分野の停滞: トヨタ生産の減少は地域経済に直結。自動車産業を支える精密ネジや部品供給の安定化が一層重要になります。
- 設備投資拡大とネジ需要: 24年度に続き25年度も設備投資は増加見込み。新規ライン導入や機械設備更新で高品質ネジの需要が拡大します。
- 住宅投資の横ばい: 住宅着工は駆け込み需要の反動から落ち着きつつあり、建築関連の固定用ネジの安定供給が不可欠です。
- 公共投資の堅調さ: 公共工事請負金額が高水準を維持。インフラ工事では大型ボルトや耐食性ネジの供給が求められます。
- 倒産件数増加への対応: 中小企業の経営環境が厳しいなか、安定調達可能なネジの提供がサプライチェーンの安心につながります。
・詳細はこちら
https://www.murc.jp/wp-content/uploads/2025/09/gr_toukai_2509_01.pdf
【記事に関連する商品情報】
- 六角ボルト(鉄/ユニクロ) : 機械設備や建築現場で幅広く使用される標準的な六角ボルト。自動車産業や設備投資拡大局面での需要が高い製品です。
- ステンレス製タッピングネジ : 耐食性に優れ、公共工事や住宅設備など長期使用環境に適したネジ。
- 高強度 六角穴付きボルト : 輸送機械・生産設備の高負荷部品に対応。トルク管理を重視する現場に最適です。
- 建築用コーススレッド : 住宅着工需要に直結する建築用ネジ。木材固定用として高い支持を持ちます。
- アンカーボルト(インフラ用) : 公共工事で必須となる大型構造物固定用。強度と耐久性に優れています。
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