いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。ニッセイ基礎研究所の最新レポートでは、日本の実質成長率が2025年度0.6%、2026年度0.9%と見込まれています(参照:NLIリサーチレポート)。設備投資や公共投資の動向は、産業用締結部材の需要にも直結します。
ネジクルの視点【2025/08/19-482号】
1. 実質成長率の低水準推移
2025年度は0.6%、2026年度は0.9%の見通し。人口減少や消費の伸び悩みを背景に、成長は緩やかな軌道が続くとみられます。
2. 内需主導の回復
賃金の伸びと物価の落ち着きが消費を下支え。住宅・サービス消費の持ち直しが全体の下支えとなる想定です。
3. 設備投資の堅調さ
デジタル化やGX関連の投資が継続。製造・建設分野の設備更新は、締結部材の需要を広く押し上げます。
4. 公共投資の持続
防災・減災や老朽化対策に伴う土木・建築案件が継続。高強度かつ信頼性の高いボルト・アンカーの重要性が増しています。
5. 外需の不透明感
主要国景気や地政学要因の影響で輸出は伸び悩み。内需が成長の牽引役となる一方で、需要の質・効率の見極めが重要です。
ネジクル解説コメント
1. 建設需要と高強度締結
公共投資や耐震補強に直結する基礎・上部構造では、高強度ボルトやアンカーの採用が増加。品質とトレーサビリティが選定基準になります。
2. インフラ補修での施工性
橋梁・道路・建築物の補修では、作業効率と信頼性を両立する座金組込ねじや特殊ボルトが活躍。現場の省力化ニーズに合致します。
3. GX投資と素材最適化
再エネ設備や低炭素プロセスには、環境条件に適した素材(例:ステンレス・特殊合金)への置換が必須。用途別ラインアップの最適提案が鍵です。
・詳細はこちら:NLIリサーチレポート(PDF)
【記事に関連する商品情報】
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アンカーボルト
基礎固定・耐震補強など公共工事で不可欠。高強度・高信頼の仕様で長期供用に対応します。 -
建材用ねじ
住宅・非住宅の新築・改修案件で幅広く使用。母材・用途別に最適化された品揃えが特長です。 -
座金組込ねじ
施工点数の削減と信頼性向上を両立。補修・保全の現場で省力化に貢献します。 -
六角ボルト
設備更新・機械据付など幅広い産業用途の基本部材。規格・サイズのフルラインで対応可能です。 -
接着系アンカー
コンクリート母材で高い保持力を発揮。耐震補強や後施工アンカーに適した選択肢です。
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