いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。世界の金融規制が動く中、NRI木内登英氏の最新コラム
「米国で進むステーブルコインの規制整備(7):世界のCBDC(中銀デジタル通貨)構想に影響」
から、各国のCBDC検討に及ぶ示唆を読み解きました。
ネジクルの視点【2025/08/15-417号】
1. 米国の規制枠組みが信頼性向上を牽引
発行体の資産保有義務や監督強化など、民間デジタル通貨の信頼性を高める論点が前進。ルールの明確化は市場参加者の行動を規律づけ、実需での利用を後押しします。
2. 事実上の国際基準化が進む可能性
米国準拠のルールセットが浸透するほど、ドル連動通貨の国際利用で共通フレームが広がり、各国規制との整合運用が求められます。
3. CBDC構想との役割分担を再定義
安全性の高い民間通貨が整備されると、中央銀行が担うべき領域(公共性・決済インフラの最終責任)と民間イノベーションの境界が明確化。比較衡量が具体化します。
4. 新興国での金融包摂と政策課題
送金・決済の利便性向上が期待される一方、通貨主権や資本移動の管理など政策運営上の課題も顕在化。バランス設計が鍵です。
5. 日本は国際整合と国内制度の両立が焦点
海外ルールとの整合性確保と、国内の法制度・インフラとの整合的な実装が引き続き重要です。
ネジクル解説コメント
1. 越境B2B取引の前提整備
規制による信頼性強化は、輸出入や国際調達の決済リスク低減に直結。将来の海外展開時に、決済面のハードルを下げる追い風となります。
2. 標準化がもたらす運用効率
共通ルール下での決済は、為替・決済一本化や与信評価の平準化を促し、受発注から入金確認までの運用効率を高めます。
3. 品質とトレーサビリティの価値向上
国際決済の透明性が上がるほど、製品側の規格適合・トレーサビリティの信頼性も重要に。ネジクルは規格・材質・在庫情報の整備を通じ、取引全体の透明性を高めていきます。
・ 詳細はこちら:NRIコラム(木内登英)
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