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企業物価指数2025年7月~国内企業物価は4ヵ月連続で伸びが縮小~

いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。日本生命経済研究所が発表した「企業物価指数2025年7月」では、国内企業物価が4カ月連続で伸び率を縮小したことが報告されました。資源価格や為替動向、海外景気の影響が製造業のコスト構造に及ぼすインパクトが注目されています。

ネジクルの視点【2025/08/14-527号】

1. 国内企業物価の伸びが4カ月連続で縮小
国内企業物価指数(CGPI)は前年比でプラスを維持しているものの、伸び率は4カ月連続で縮小しました。資源価格の下落や円高傾向が、輸入品価格の低下を通じて国内価格に影響を与えています。

2. エネルギー価格の下落が主因
原油やLNGなどエネルギー関連の価格が下がったことで、電力・ガス・石油製品の価格が押し下げられました。製造業や運輸業など、エネルギーコスト比率が高い業種での負担軽減が見られます。

3. 為替動向の影響
7月は円高傾向が強まり、輸入品価格が低下しました。これにより、金属材料や化学製品などの仕入れコストが低減する一方、輸出競争力への影響も懸念されています。

4. 製造業の価格転嫁動向
企業によるコスト転嫁は一巡しつつあり、需要動向や競争環境に応じた価格設定が続いています。特に素材系製品では、価格の上昇幅が落ち着いてきています。

5. 先行きの見通し
世界経済の減速懸念や為替の変動次第で、物価動向は再び変化する可能性があります。資源価格の反発や海外需要の回復があれば、企業物価の再加速もあり得ます。

ネジクル解説コメント

1. 金属製品のコスト低下は仕入れ安定化に寄与
鉄鋼や非鉄金属の価格低下は、当社のボルトやナットなどの仕入れ価格安定につながります。これにより顧客への安定供給が可能になります。

2. エネルギーコスト減で物流効率が向上
電力・燃料費の低下は、当社物流コストの抑制にもつながり、納期短縮や配送精度向上に寄与します。

3. 為替変動による輸入製品価格の変化
円高傾向は輸入パーツのコスト低下をもたらしますが、為替が再び円安に振れた場合には価格上昇リスクがあるため、在庫戦略の見直しが必要です。

・ 詳細はこちら
https://www.nli-research.co.jp/files/topics/82957_ext_18_0.pdf?site=nli

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