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関税ショック、中小企業から波及

いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。NRIコラム「国内4-6月期GDP統計公表へ:中小・零細企業から徐々に広がる関税の悪影響」では、2025年度の実質GDP成長率に対して、関税の間接効果まで含めて-0.66%の押し下げが見込まれる点が注目されています。ネジクルは中小企業の安定調達を支える観点から、本テーマを独自に整理しました。

ネジクルの視点【2025/08/12-417号】

1. 関税ショックは中小・零細から波及

コスト吸収余力の小さい中小・零細企業に負担が集中し、その後に取引網を通じて広範な業種へ影響が拡大します。調達コストの上振れと納期の不確実性が並行して進む点が要警戒です。

2. 2025年度実質成長率への影響は-0.66%(間接効果込み)

為替・物流・価格転嫁遅れといった間接ルートまで含めると、マクロの押し下げ幅は大きくなります。需要の先送りや設備投資判断の慎重化を通じ、製造サプライチェーンへ影響が及びます。

3. 調達リードタイムの変動と在庫の重要性

通関・輸送のボトルネックによりリードタイムが振れやすく、現場は「適正在庫+即納ルート」の二本立てが不可欠に。項目別在庫の見える化と標準化がリスク低減に有効です。

4. 価格転嫁のタイムラグが収益を圧迫

上流のコスト上昇が販売価格に反映されるまでラグが生じ、粗利を圧迫。規格品の標準価格・数量単価・配送費を一体で最適化する「総コスト視点」が鍵になります。

5. 先行指標は米国景気と為替動向

米国景気・金利・為替の組み合わせが輸出入価格に直結。発注分散、代替規格の採用、契約条件の見直し等を事前に織り込むことで、急激な変動への耐性が高まります。

ネジクル解説コメント

1. 「安定供給+即納」体制で中小企業を下支え

関税環境下では、標準規格の即納在庫や代替仕様の提案速度が競争力。ネジクルは即納性と在庫の平準化で現場停止リスクを抑えます。

2. 調達多元化と規格代替の提案力

材質・表面処理・ねじ山規格など、互換性のある代替案を複線化。品薄時も作業要件を満たす選択肢を確保し、ラインの連続稼働を支えます。

3. 在庫可視化と固定用製品の安定供給

アンカーボルトや設備固定用製品を安定供給し、構造物や設備稼働を止めない体制を構築します。

4. 省力化ねじで施工時間を短縮

セルフタッピングねじやドリルねじで下穴加工や工程を省略し、人件費と納期を同時に圧縮します。

5. 情報提供と相談窓口の強化

為替・納期・代替材提案などをワンストップで提示。見積と技術要件のすり合わせを素早く行い、意思決定を支援します。

・詳細はこちら https://www.nri.com/jp/media/column/kiuchi/20250812_2.html

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