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建設機械需要予測:2025年度は3%減、2026年度は横ばい見通し/国内は4%減・輸出は3%減

いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。日本建設機械工業会(CEMA)が2025年8月に公表した需要予測によると、2025年度の総出荷金額は2兆8,488億円(前年比-3%)で2年連続の減少見通し、2026年度は2兆8,457億円(前年比±0%)で横ばい予測です。生産計画や補修部品の調達方針を検討するうえで重要な指標と捉えています。

ネジクルの視点【2025/08/09-317号】

1. 2025年度の総出荷額は2兆8,488億円、2年連続の減少

国内・輸出ともに減少し、通年は前年比-3%の2兆8,488億円という見通しです。需要の弱含みが続くなか、各社は生産の平準化と在庫最適化に一層注力する局面です。

2. 2026年度は小幅回復にとどまり横ばい

2026年度は2兆8,457億円(±0%)と予測。回復機種はあるものの、市場全体では横ばいで、先行手配や過剰在庫には慎重な判断が求められます。

3. 国内市場:通年8,771億円で4%減(2月予測から下方修正)

金利やコスト要因による投資マインドの鈍化により、国内は通年8,771億円(-4%)。2月時点から529億円の下方修正で、上期-6%、下期-3%の見立てです。

4. 輸出市場:通年1兆9,717億円で3%減(2月予測から下方修正)

北米・欧州の高金利環境の影響が続き、輸出は通年1兆9,717億円(-3%)。2月時点から697億円の下方修正で、2026年度は金利落ち着きにより横ばい移行の見込みです。

5. 機種別の底堅さと補修ニーズ

油圧ショベルやミニショベルは鈍化する一方、クレーンや道路機械などに相対的な底堅さが見られます。新造減でも稼働機の保守・更新に伴う締結部品の需要は継続が見込まれます。

ネジクル解説コメント

1. 生産平準化局面で“即納×規格統一”が価値

需要が伸び悩む局面では、組立ライン停止を避けるための規格統一品の即納対応が重要です。六角ボルト・ナット・座金・スプリングワッシャといった標準締結体の安定供給で仕掛・完成在庫の圧縮を支援します。

2. 補修・オーバーホール向けの計画調達を推奨

新造が弱い時期でも稼働機のOH・定期点検は継続。耐振動・緩み止め系の締結部品、アンカー類、建材用ねじは底堅く、計画的なロット発注でコストと納期を最適化できます。

3. 海外案件の足元調整と梱包仕様対応

輸出は2025年度マイナス見通しですが、地域・機種で回復タイミングは非同期です。輸出梱包・表記対応の規格品を基盤に、案件別仕様の差分は最小限の追加工で吸収します。

・詳細はこちら:建設機械 需要予測(2025年8月、CEMA)

【記事に関連する商品情報】

  • 高強度六角ボルト

    機体フレーム・旋回部・ブーム基部などの高荷重締結に。規格統一でライン停止リスクを低減します。

  • 六角ナット

    組立・補修の基礎資材。材質や表面処理の選択肢が多く、環境条件に合わせた選定が可能です。

  • スプリングワッシャー

    振動環境での緩み止めに。稼働機の定期交換部品として計画調達に適しています。

  • 建材用ねじ(建材・設備向け)

    工場・ヤード設備の補修や付帯工事に。下地条件に応じた仕様を揃え、段取り時間を短縮します。

  • アンカーボルト

    架台・治具・設備の基礎固定に。施工条件に応じて後施工アンカーとの使い分けが可能です。

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