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2025年も後半に入り、最低賃金の大幅な引き上げが注目されています。
日本総研によると、最低賃金は全国加重平均で初めて1,100円を超える見通しです。
ネジクルの視点【2025/08/08-374号】
1. 中小製造業にとって人件費は経営を左右する大きな課題
最低賃金の引き上げは、地方や中小製造業の経営に直結する問題です。
人を雇うコストが上がる中、従来の“手作業ベースの工程”では限界があり、工程の見直しや機械化・自動化の推進が求められます。
2. 賃上げが進むと「時間短縮・省工程」ニーズが顕在化
賃上げの波は現場にも波及し、同じ人数・時間でより多くの仕事をこなす必要性が高まります。
ネジクルでは、そうしたニーズに対応するため、「組込み済ねじ」や「ドリルねじ」など、現場での作業工数を削減する商品ラインナップを強化しています。
3. 「1本単位」対応で中小の在庫負担を軽減
最低賃金引き上げの中では「仕入れミス」も損失につながります。
ネジクルは1本から出荷可能であることを強みに、「とりあえず試す」「少量だけ欲しい」といった現場の声に応える柔軟な供給体制を確立しています。
4. デジタルで工程改革を支援する“ねじの入り口”
ネジクルは単なる通販サイトではなく、業務効率化の入口として機能することを目指しています。
必要なねじをすぐに探し出し、図面レス・品番レスでも購入できるインターフェース設計で、間接業務の手間を減らします。
5. 高騰する人件費下で「設備に頼らない改善」の後押しを
設備投資が難しい企業にも、「ネジの選定」ひとつで生産性が変わることを提案し続けています。
ネジクルはこれからも、中小製造業の“現場に寄り添うパートナー”として、コストと工程の両立支援を加速していきます。
ネジクル解説コメント
1. 調達時間短縮による人時生産性向上
ネジや部品の調達に要する時間を短縮することは、現場作業の停滞を防ぎます。ネジクルでは即納可能な製品を多数揃え、検索から注文までの操作性にもこだわっています。
2. 工程管理で必要な締結部品の「見える化」
製造ラインごとに必要な部材を分類・整理することは、工程の無駄を省くために重要です。当社の座金組込ねじや特殊ねじは、こうした工程簡略化のニーズに応えています。
3. 標準化された部材で管理コスト削減
標準品を活用することで在庫管理の効率が上がり、発注ミスも減少します。ネジクルのカテゴリ設計は、現場での部材標準化をサポートする構成になっています。
4. 小ロット対応による在庫過剰リスク回避
「今必要な分だけ」の需要に応えることで、過剰在庫のリスクや保管スペースの問題も解消します。ネジクルは1本からの出荷にも対応し、納期と数量の最適化を支援しています。
5. 変化に対応する柔軟な供給体制
経済や業界の変化に合わせた部品の切り替え・新規調達も、ネジクルの柔軟な検索システムと在庫ネットワークで対応可能です。
・詳細はこちら
https://www.jri.co.jp/report/economistcolumn/detail/16032/
【記事に関連する商品情報】
- 座金組込ねじ(小ねじタイプ)
作業時間を削減し、部品点数も抑えられるため、生産性の向上に寄与します。 - タッピングネジ(十字穴付き)
多様な素材への直接ねじ込みが可能で、下穴加工が不要な分、工程を簡素化できます。 - 樹脂プラグ
取り付け作業の効率化に寄与し、軽作業の省力化が図れます。 - ドリルねじ(薄板用)
下穴不要で薄板に直接ねじ込めるため、施工時間が短縮できます。 - 六角ボルト(鉄・ユニクロ)
締結の基本部材として在庫管理しやすく、多様な産業現場に対応します。
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