自動包装機 製造工程別 締結部品選定ガイド
工程1:架台・フレーム組立工程
工程内容(仕様書ベース)
JIS B 8801(産業機械安全規格)、一般機械設計基準に基づき、包装機本体フレームを鋼材・アルミフレームで組立する工程です。搬送振動・モーター負荷に耐える剛性確保が必要です。
なぜ必要か
包装機は連続稼働設備であり、フレーム剛性不足はシール不良・位置ズレ・振動増大を発生させます。
使用製品
用途・役割
六角穴付きボルトはフレーム接合部固定に使用します。ノルトロックワッシャーは振動による軸力低下防止に使用します。
選定基準
- 強度区分:10.9
- 材質:SCM435
- 使用環境:振動環境・連続運転
- 規格:JIS B 1176、JIS B 1256
引用仕様書名または参考基準名
JIS B 8801、JIS B 1176、機械設計便覧
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駆動ユニット組立工程 ↓
工程2:駆動ユニット組立工程
工程内容(仕様書ベース)
モーター、減速機、チェーン駆動、タイミングプーリーを組付する工程です。回転精度と軸芯管理が要求されます。
なぜ必要か
駆動系締結不良は搬送タイミング異常、フィルム蛇行、異音発生の原因になります。
使用製品
用途・役割
キャップボルトはモーター固定、平行キーは軸伝達固定、ロックタイトは振動緩み防止に使用します。
選定基準
- 強度区分:12.9
- 材質:SCM435焼入れ
- 使用環境:高振動・連続回転
- 規格:JIS B 1301、ISO 4762
引用仕様書名または参考基準名
JIS B 1301、ISO 4762、産業機械設計指針
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搬送コンベア組立工程 ↓
工程3:搬送コンベア組立工程
工程内容(仕様書ベース)
包装対象物を搬送するコンベア、ガイド、支持ローラーを組付する工程です。
なぜ必要か
搬送部のガタは位置ズレ、包装不良、製品詰まりを引き起こします。
使用製品
用途・役割
Uボルトは配線・搬送ガイド固定、シムワッシャーは芯調整に使用します。
選定基準
- 強度区分:8.8
- 材質:SS400・SWCH
- 使用環境:粉塵環境・搬送振動
- 規格:JIS B 1180、JIS B 1251
引用仕様書名または参考基準名
JIS B 1180、包装機械設計標準
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包装フィルム供給機構組立工程 ↓
工程4:包装フィルム供給機構組立工程
工程内容(仕様書ベース)
フィルムローラー、テンション機構、ガイドプレートを取付する工程です。
なぜ必要か
フィルム送り精度不足はシワ・蛇行・シールズレを発生させます。
使用製品
用途・役割
低頭ネジは干渉防止、皿バネ座金はテンション変動吸収に使用します。
選定基準
- 強度区分:A2-70
- 材質:SUS304
- 使用環境:食品包装・洗浄環境
- 規格:JIS B 1111、JIS B 1251
引用仕様書名または参考基準名
食品機械衛生設計基準、JIS B 1111
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制御盤・電装組立工程 ↓
工程5:制御盤・電装組立工程
工程内容(仕様書ベース)
制御盤、センサー、配線ダクト、端子台を固定する工程です。
なぜ必要か
電装部の緩みは誤動作、断線、異常停止につながります。
使用製品
用途・役割
端子ねじは制御盤配線固定、樹脂ワッシャーは絶縁保護に使用します。
選定基準
- 強度区分:4.8
- 材質:黄銅・SUS304
- 使用環境:制御盤内部
- 規格:JIS C 2805、JIS B 1111
引用仕様書名または参考基準名
JIS C 2805、制御盤設計基準
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安全カバー・外装取付工程 ↓
工程6:安全カバー・外装取付工程
工程内容(仕様書ベース)
安全カバー、透明ガード、点検扉を組付する工程です。
なぜ必要か
作業者巻込防止、安全基準適合、保守点検性確保が必要です。
使用製品
用途・役割
イタズラ防止ネジは安全カバー固定、シール座金は異物侵入防止に使用します。
選定基準
- 強度区分:A2-70
- 材質:SUS304
- 使用環境:洗浄・防塵環境
- 規格:ISO 14583、JIS B 1217
引用仕様書名または参考基準名
JIS B 9700、ISO 14120
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試運転・最終調整工程 ↓

