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工場設備保守点検における締結部品の実務整理

本資料では、工場設備の保守点検作業について、実際の現場での標準的な工程に基づき、各工程ごとに必要な締結部品を整理する。
国土交通省機械設備工事共通仕様書、JIS規格、メーカー保全基準をベースに、現場で即使用できるレベルで具体化する。

① 点検前準備(安全確保・仮設)

工程内容:設備停止、ロックアウト・タグアウト実施、仮設足場・吊り具設置

なぜ必要か:作業中の誤起動・落下事故を防止するため

使用製品:
アイボルト
チェーン
Uボルト

用途・役割:
重量部品の吊り上げ、仮固定、落下防止

選定基準:
・強度区分:JIS B 1168相当(吊り荷重に対し安全率5以上)
・材質:S45CまたはSCM、屋外は溶融亜鉛メッキ
・使用環境:振動・衝撃あり
・規格:JIS B 1168、JIS B 2805

引用:国土交通省 機械設備工事共通仕様書

↓ 次工程 ↓

② 分解・取り外し

工程内容:カバー、モーター、配管フランジの分解

なぜ必要か:内部部品の摩耗・損傷確認のため

使用製品:
六角穴付きボルト
六角ナット2種
バネ座金

用途・役割:
締結部の取り外し・再利用または交換

選定基準:
・強度区分:8.8以上(一般機械)
・材質:鉄またはSUS304(腐食環境)
・使用環境:油・振動環境
・規格:JIS B 1176、JIS B 1181

引用:JIS機械要素部品規格

↓ 次工程 ↓

③ 点検・測定・清掃

工程内容:摩耗確認、異物除去、グリス清掃

なぜ必要か:故障予兆の検出と寿命延長

使用製品:
キムタオル
シムワッシャー

用途・役割:
クリーニング、軸方向クリアランス調整

選定基準:
・強度区分:不要(調整部品)
・材質:ステンレス・リン青銅(精密調整)
・使用環境:精密機械内部
・規格:JIS B 1256

引用:メーカー保全基準書

↓ 次工程 ↓

④ 再組立・締結

工程内容:部品復旧・トルク管理締結

なぜ必要か:機能復元と安全稼働確保

使用製品:
10.9六角ボルト
ノルトロックワッシャー
ロックタイト

用途・役割:
高強度締結、防緩み対策

選定基準:
・強度区分:10.9(動荷重部)
・材質:合金鋼、必要に応じSUS高強度
・使用環境:振動・高温環境
・規格:ISO 898-1、JIS B 1180

引用:ISO締結技術ガイドライン

↓ 次工程 ↓

⑤ 試運転・最終確認

工程内容:空運転・負荷運転・異音確認

なぜ必要か:再組立後の不具合検出

使用製品:
シール座金
エア抜きボルト

用途・役割:
漏れ防止、内部エア排出

選定基準:
・強度区分:8.8相当
・材質:SUS304(流体設備)
・使用環境:油圧・水圧設備
・規格:JIS B 2401(シール)

引用:機械設備保全基準

まとめ

工場設備保守では、単なる部品交換ではなく「環境・荷重・振動」に応じた締結部品の選定が必要である。
特に再組立工程では、10.9ボルト+ノルトロック+嫌気性接着剤の組み合わせが現場標準となっている。
rrに基づく製品選定を徹底することで、再故障リスクを確実に低減できる。