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はんだメッキについて

はんだメッキは、スズと鉛の合金メッキです。
RoHS指令により鉛の使用が出来ない理由よりはんだメッキの代替え品対応が必要となります。

 はんだメッキ(鉛+スズ)  =  代替品
すず100%
すずと銀の合金
すずと銀・銅の合金
すずとビスマスの合金
 →  大手ユーザー毎による指示で代替品が決定しているのが現状の様です。

●はんだメッキに鉛が使われていた理由
鉛を添加する事によりはんだメッキの融点が下がります。
鉛を添加する事でウィスカーを抑制する効果が有ります。
ウィスカー
(ねこの髭のようにメッキ膜が伸びて針の様になり電子回路のトラブルの原因となります)
すずと各種金属の合金メッキは鉛との価格差によりコストUPとなります。
コスト重視対応として、すず100%メッキが有ります。ウィスカー発生が懸念材料ですが、熱処理により抑制効果が有るようです。

 メッキ膜→鉛を足すと…メッキ膜ができます。
 メッキ膜(すず100%)→でも鉄処理でメッキ膜(すず100%)