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表面処理の六価クロムが規制されるのはなぜ?

六価クロム発ガン性有害物質であることが大きな問題となっています。
使い続けることで、地球環境はもちろん、人体にも多大な影響を及ぼします。
いちはやく欧州では様々な規制が設けられ、日本国内においてもその対応が不可欠となっています。

規制の中でも、耳にしたことがあると思いますが、WEEERoHSELVの3つは、その内容からいってとても大切なものです。

WEEEとは
WEEE
(Waste Electrical & Electronic Equipment)指令
欧州廃電子電気指令
(電気機器の回収・リサイクルを進める指令)電気電子機器廃棄時における製造者責任を明記。電気・電子機器生産者は、以下の10種類の適用対象製品についてリサイクル率の目標達成、新商品上市の際の保証金支払い等の業務を負うこととなります

 10種類
 大型家庭用電気器具・小型家庭用電気器具・IT及び通信機器・民生用機器・電動工具・玩具・医療機器・監視、制御装置・自動販売機

RoHSとは
RoHS(Restriction of the use of certain Hazardous Substances in electrical & electronics eqipment)指令
電気電子部品に含まれる特定有害物質の使用制限指令
WEEE指令対象である右上10種類の製品のほとんどがRoHS指令の対象となります。2006年7月1日以降にEU域内で電気・電子部品の対象製品は鉛、水銀、カドミウム、六価クロム、PBB(ポリ臭化ビフェニルエーテル)の6種類が使用禁止となります。
(2002年11月合意/2006年7月発効)

ELVとは
ELV(End of Life Vehicle)指令
使用済み自動車のリサイクルを進める指令
鉛・六価クロム・水銀・カドミウムを規制しています。
(2000年10月合意/2003年7月発効)