ばね座金 特徴

平座金の一部が切れ、ねじれた形をしています。このねじがばねのはたらきをし、緩み止めや、緩んだときの脱落帽子の効果があります。スプリングワッシャーとも呼ばれ、歯付き座金や、波形座金などの種類があります。
歯付き座金は、歯が材料に食い込むことで回り止めの役割をします。ロックワッシャーとも呼ばれます。
波形ばね座金は、ばね座金を波形に曲げたもので、ばね座金よりも反発力が大きいのが特徴です。

ばね座金 用途

ばね座金には、緩み止めと緩んだときの脱落帽子のふたつの効果があります。
緩み止めは、小ねじの頭やナットと部材の両方に食い込むことで効果を発揮します。当然、ねじ頭や部材を傷つけますので、分解や組み立てを繰り返すように場所には向きません。
締めたねじが少し緩んでも、ばね座金の反発力によって押しつけられて摩擦力が増し、ねじやナットが外れにくくなるのが脱落防止効果です。
いずれの場合も、ばね座がを使えば絶対に大丈夫というわけではありません。ほかの手段と併用することで、より効果を上げることができるでしょう。

ばね座金の種類　－JIS B 1251－

ばね座金の代表的なサイズ

※ECサイトでも取り扱いが御座います。下記規格表のサイズをクリックして下さい。