いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。
財務総合政策研究所が2025年11月4日に発表した講演資料「AIおよびロボット技術の進展と日本の雇用・賃金」では、AIやロボット技術の急速な普及が労働市場・賃金構造・生産性に与える影響が分析されています。人手不足と自動化が同時進行する現在、製造・物流現場における「効率化と安定稼働の両立」が重要な課題となっています。
ネジクルの視点【2025/11/08 第743号】
財務総研によるAI影響分析では、AI導入の進展が「単純作業の自動化」だけでなく、「高スキル職種への補完効果」をもたらすことが指摘されました。特にICT投資は労働時間の削減とともに、生産性・品質・安全性の向上を促す一方、労働需要構造の変化を伴うことが明らかになっています。
ネジクルでは、このような環境変化を見据え、「人を減らす自動化」ではなく「人を強くする自動化」をテーマに、現場の信頼性を高める供給体制を構築しています。AI・ロボット化が進む中でも、現場で確実に動作する締結部材・工具・スペーサの安定供給を維持し、午前注文の当日発送によって作業停止リスクを最小化します。
AI活用と人材活用のバランスは、現場の生産性と安全性を左右します。ネジクルは、日次更新される在庫情報と多層的な物流ルート最適化により、「止まらない現場」を支えるサプライチェーンを今後も強化してまいります。
ネジクル解説コメント
- ① AIと現場の融合:自動化が進むほど「確実に締結できる部品」の価値が上がる。
- ② 即納体制の進化:午前注文は当日発送、停止リスクをゼロに近づける運用へ。
- ③ データ連動型在庫:AI需要予測に基づき、60万点の在庫更新を自動最適化。
- ④ 技能補完の支援:AIでは代替できない作業を支える精密部品の安定供給。
- ⑤ 現場再投資の促進:自動化で生まれた時間を「品質・安全・技術伝承」へ再配分。
・詳細はこちら
https://www.mof.go.jp/pri/research/seminar/fy2025/lm20251104.pdf
【記事に関連する商品情報】
- 10.9 六角ボルト(細目):高強度ボルト。産業機械や治具固定の更新需要に。
- 特殊波ワッシャー(オチアイ):微振動環境でのゆるみ抑制に有効。
- 鉄 平ワッシャー FFW-N:座面圧分散用の標準ワッシャー、保全在庫の基本品。
- TPE Wナットキャップ(W付):安全・保護用途に。作業者接触リスクの低減。
- リーマボルト(3014):位置決めと締結を両立、精度が求められる組立に。
SNSでも最新情報発信中!
X(旧Twitter):https://x.com/nejikuru
Facebook:https://www.facebook.com/nejilog

