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ネジクルの視点【2025/07/19 045号】

大阪中小企業の景況は“静かな回復”──改善の兆しと慎重な現場の声

いつもネジクルをご利用いただきありがとうございます。

最近の大阪府内の中小企業動向に注目が集まっています。特に2025年4~6月期は、景況感の改善傾向が見られた一方で、その勢いには課題が残る内容となっていました。


ネジクルの視点【2025/07/19 045号】


1. 販売数量DI(19.7)と収益DI(7.6)は前期比で改善したものの、販売価格DI(31.5)は2期ぶりに悪化。価格転嫁の難しさがうかがえます。

2. 総合業況判断DIは9.4と前期よりわずかに上昇。しかし予測値10.7を下回り、物価高や人手不足の影響から力強さに欠ける回復です。

3. 資金繰りDIは全体で▲6.6と横ばい。製造業・小売業・建設業でやや悪化した一方、運輸・通信業やサービス業では改善傾向が見られました。

4. 来期(2025年7~9月期)の業況見通しDIは10.0と今期実績を上回るも、業種により明暗が分かれます。サービス・小売・運輸は改善予想、製造・建設はやや慎重です。

5. トランプ関税の影響を「マイナス」と答えた企業は全体の48.3%。具体的な懸念として「先行き不透明」「原材料高騰」「受注減」などが挙げられています。


ネジクル解説コメント:

1. 製造業の収益は依然としてマイナス圏。ネジクルでは、少量対応・高付加価値ネジの提案が有効です。

2. 原材料コストの上昇により、座金組込ねじなど輸入部材使用製品の価格見直しが求められています。

3. サービス業の回復見通しを背景に、建築現場や修繕向けの即納ネジ需要が高まると予想されます。

4. 設備投資が慎重な今、初期導入コストが低いネジや工具が支持されやすいです。

5. 慢性的な人手不足への対策として、簡単施工タイプのネジ商品が注目されています。

詳細はこちら: https://www.osaka-city-shinkin.co.jp/index.html


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