テーパープラグ

テーパープラグとは、浮きと沈みが存在しています。
浮きは、端面が取付け面より高くなるように基準径が設定されています。沈みは、面が取付け面とほぼ同一面になるように基準径が設定されています。

プラグは、テーパー(先細りの勾配)と平行と2種類あり、その中でも雄ネジと雌ネジで数種類の記号に区別しております。
弊社で取扱いのあるプラグの殆どは R(PT)に分類されます。 下記に雄ネジと雌ネジの組み合わせについてまとめました。

区別	雄ネジ	雌ネジ	形状	名称について
耐密結合用 流体を通す場合などに漏れが生じないようにするための結合法です。	R(PT)	Rc(PT)		R… 雄ネジRにc(cone:円錐)を添えたテーパー雄ネジに対するテーパー雌ネジ  PT…ネジ部の耐密性を主目的とするISOの管用テーパーネジ
		Rp(PS)		Rp…  雄ネジにp(parallel:平行)を添えたテーパー雄ネジに対する平行雌ネジ  PS…管用テーパー雄ネジ(PT)と嵌め合う平行雌ネジ。PFの管用平行ネジとは寸法許容差が異なる
機械的融合用 ボルトとナットを繋ぐ金属同士の結合です。	G(PF)	G(PF)		G…山形は55°ガス管に用いられることが多い  PF… ISO管用平行ネジ(G)と殆ど一致しているが一部の寸法許容差が異なる日本独自の管用平行ネジ GOSHOプラグ(GPF

又、 NPTF は船舶、自動車、航空機等の燃料や油配管の結合に使用され、普通シール材を使用しなくても充分な耐密性を得ることができます。